2 試合はそんなにあまくない
まだまだいけると思い、学校の仕事を非常勤に変え、選手に戻って3,4か月で試合を組んでもらった。2年ぶりの試合。
試合6月ということもあり、暖かく身体の調子もいい。徐々に練習の量と質を上げていった。
調子も良かったのでついつい2年前のような追い込んだ練習のあと、疲れがたまっていたものの対人練習をした。2年前なら普通のことだが・・・
その対人練習で左ミドルを蹴った瞬間
右ふくらはぎが「ぶちぶちっ」と・・・
え?
初めての音と痛みに焦った。少し落ち着き、知り合いのトレーナーに連絡すると、すぐ駆けつけて応急処置をして下さった。たぶん肉離れやなぁと・・・
改めて病院に行き診てもらうと肉離れと診断された。これが歳なのか・・・笑
試合約2週間前…
「ま、体重と治すのに専念すればいいや」と思い氣持ちを切り替えた。もちろんこの状況でも余裕で勝てると信じていた。笑
試合結果は判定勝ち
だが、内容が良くなかった。
めちゃくちゃあまかった・・・
この頃の言い訳としては「2年のブランク?怪我もあったりで2年前みたいにガッツリ練習は出来ていなかったっちゃーできていなかった・・・」
それでも、考え方や身体の変化がありもっといけると思っていた。
軽く思っていたのだ。
試合は皆死に物狂いで勝ちにくる‼︎そんな世界だと私は思う。
痛いし、下手したら身体がどうなるかわからない危険性の高いスポーツ…
あの時はへんに自信があった・・・気のゆるみ
勝ったからまだ良かったが…
あまい…
試合は自分だけじゃない
忘れてはないけど…
ただただあまかった。
ほんとあほだ。そして、失礼なやつだ。選手失格。